G大阪、4連敗のネガティブな雰囲気解消へ 宇佐美貴史「ドイツではもっと文句も…」

G大阪は26日、大阪府吹田市内で徳島戦(27日・パナスタ)に向けた前日練習を行い、FW宇佐美貴史、GK東口順昭が取材に応じた。宮本恒靖監督の解任後も2連敗で、徳島戦に敗れれば98年以来23年ぶりの5連敗。宇佐美は「今はきっかけが、必要かなと思います。勝つこともそう、点が入ることもそう。根気強くやり続けることで、きっかけを作っていくしかない」と語った。

前節のFC東京戦後には、キャプテンのDF三浦が「(選手間の)要求が文句だったり、ネガティブなほうに進んでいくのはよくないと思う」と、チーム状況に警鐘を鳴らした。徳島戦に向けた準備期間では、松波監督から「言い合うことも必要。うまくいかないとフラストレーションはたまる。そこで歩み寄る、というところが必要」と、チームの向かう方向性を合わせようという投げかけがあったという。

「ドイツではもっと文句や罵倒のし合いもあった」と語る宇佐美は、現状を冷静に分析した。「言い合うことも必要やし、要求しあうことも大事。ただそれが要求にこたえようというメンタリティーか、文句を言われているというメンタリティーか」と、“言われる側”の立場において、厳しい指摘も前向きに受け止めるメンタルの必要性を説いた。

また東口は「今は結果に結びつかず、フラストレーションがたまっている。一方的な言い方になっているところも確かにある」と危惧した上で、自信の意見を明かした。「僕は要求し合って、というところは、いいとは思います。その声の質、ネガティブにフラストレーションで言ってしまったのか、チームをよくしたいと言ったのか。そこは気を付けてやっていかないといけない」と、“言う側”の立場として、改善点を挙げていた。

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