FC東京がD・オリヴェイラ電光石火弾&2戦連続零封で連勝! G大阪は9試合目無得点で4連敗【明治安田J1第15節】

明治安田生命J1リーグ第15節の1試合が22日に味の素スタジアムで催され、ホームのFC東京が1-0でガンバ大阪を下した。

前節に6試合ぶりの勝利を掴み、5連敗をストップした11位FC東京は前節と同じくトップ下に高萩を置いたシステム、顔ぶれを継続。一方、監督交代の劇薬実らず、今季ワーストの3失点敗北で3連敗中の18位G大阪は今季初出場の菅沼をセンターバックに置き、塚元を右サイドハーフでスタートから起用した。

松波暫定体制2試合目の今節に向けて宇佐美を1.5列目の位置に配した布陣で、11試合で3得点のゴール欠乏症の解消を狙ったG大阪だが、キックオフから打開を図ったホームチームが電光石火の先制弾でスコアを動かす。

1分、高萩の縦パスを受けた右サイドバックの内田が菅沼を剥がしてボックス右に抜け出すと、ゴール前にラストパス。フリーのディエゴ・オリヴェイラが右足で丁寧に合わせ、開始から50秒も経たず、FC東京が先取する。

最高の形で試合に入ったFC東京は早々の失点で浮き足立つG大阪を尻目に攻勢を強め、9分に追加点のチャンス。ボックス右の田川がバイタルエリア左からの浮き球パスに左足ボレーで合わせるが、クロスバーを叩く。

出鼻を挫かれ、後手を踏むG大阪だが、16分に右サイドからのクロスにボックス左で反応した倉田がボールを受けるトラップでそのまま内田のマークをずらしてフィニッシュに持ち込むなど、徐々に盛り返す。

FC東京のカウンターをケアしながら攻め入るG大阪は前半のうちに追いつこうと、レアンドロ・ペレイラ、宇佐美、塚元らが積極果敢にフィニッシュ。FC東京のゴールに近づくが、なかなかこじ開けられない。

先制してからG大阪の攻撃を受ける時間が続いたが、1点リードで試合を折り返したFC東京は前半と同じく立ち上がり早々に左サイドからの攻撃を決定機に。追加点に繋がらなかったが、攻めの姿勢を打ち出す。 前半と同じく立ち上がりに危ない場面を迎えたものの、守備陣が踏ん張ったG大阪は攻撃のギアを再び入れるべく、60分に負傷明けの小野瀬、一美を投入。

さらに、71分にウェリントン・シウバを送り出す。 だが、三田、東、J1通算300試合出場となる永井の交代カードを立て続けに切りながらバランスの調整を図るFC東京が試合の流れをコントロール。早く追いつきたいG大阪だが、崩しの形に持っていけない。

何とか打開しようと残る交代枠でパトリックとチュ・セジョンを投入したG大阪だが、90分に品田を送り込み、試合を終わらせにかかったFC東京の守備陣が集中を切らさず、シュートの形にすら許さない。

結局、開始1分のD・オリヴェイラ弾で勝ち切ったFC東京が2試合連続のシャットアウト勝ちで2連勝。松波暫定体制2試合目も黒星のG大阪は9試合目の無得点となり、4連敗という結果に終わっている。

FC東京 1-0 ガンバ大阪

【FC東京】

ディエゴ・オリヴェイラ(前1)

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