「行ってきます!」 G大阪期待の若きストライカー唐山翔自が愛媛に武者修行

愛媛FCは27日、ガンバ大阪からFW唐山翔自(18)の育成型期限付き移籍加入を発表した。期間は2022年1月31日まで。背番号はG大阪時代と同じ「38」を着用する。

唐山はG大阪アカデミー育ちの若きストライカーで、高校2年生の2019年に2種登録され、U-23の一員として明治安田生命J3リーグでデビューすると、10試合の出場で8得点をマーク。同年11月に2020年から飛び級でのトップチーム昇格が決まった。

その2020年もU-23の一員として23試合の出場で10ゴールを挙げ、同年5月に行われたYBCルヴァンカップの湘南ベルマーレ戦に先発してトップチームデビューすると、2ゴールの活躍を披露。11月にJ1リーグデビューも遂げ、公式戦8試合に出場した。

しかし、プロ2年目の今季はチームにブラジル人FWレアンドロ・ペレイラら多くのライバルが加わった影響もあり、出番なし。U-19日本代表候補にも選ばれるなど、将来有望な生粋の点取り屋だが、今季は出番の確保に苦戦を強いられている状況だった。

初の移籍となる唐山は愛媛を通じて、「シーズン途中での加入ではありますが、少しでも早くチームの勝利に貢献できるように自分の特徴、力を存分に発揮し頑張りたいと思います。これからよろしくお願いします」とコメント。活躍を誓った。

一方、小学生から慣れ親しむG大阪の公式サイトを通じては「このクラブでは小学生の頃からお世話になっていて、このクラブの色々な方々にお世話になり自分が成長できたことに本当に感謝しています」と綴り、武者修行先での成長を約束した。

「アカデミーの頃から応援してくれた方々、パナソニックスタジアム吹田で応援してくれた方々に成長してゴールを決めている姿をお見せできるように頑張ります。行ってきます!」

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