G大阪FWウェリントン・シウバが合流 大阪ダービーでのデビューは「監督に任せたい」

G大阪に新加入したFWウェリントン・シウバ(28)が25日、チームに合流して初練習を行った。かつてアーセナルなどにも所属したブラジル人アタッカーは「1日も早くチームに溶け込めるようにしたい。日曜日に試合(C大阪戦、5月2日・ヤンマー)があるので、今週1週間を使って次のゲームに臨みたい。次の試合の勝ち点3を、チームの分岐点にできるようにしたい」と話した。

自身のスタイルについては「スピードを生かしたプレーが得意。コンビネーション、ワンツーをつかって相手陣地に入る、フィニッシュまで持ち込むプレーが好き。それに守備の時、マークする強度も持っていると思います」と明かした。両サイドに加え、FW、トップ下でもプレーも可能だという。

2週間の隔離もあって懸念されるコンディションについては「ボールを使い、グループでトレーニングする部分は、(状態を)上げていかないといけない」と語り、プレー感覚を上げていく作業はこれから。直近C大阪戦への出場については「もちろん試合に出たい気持ちではありますが、次のゲームで監督が僕のことを必要とするかは、監督に任せたい」とした。

チームは今季ここまで7試合1得点と、深刻な得点力不足に陥っている。攻撃の起爆剤としての活躍を期待されるアタッカーは「決して下を向くことはないと思う。(パスは)つなげていますし、チャンスも全くないわけではない。あとは決めきるところになっていくと思うので、そこはみんなで取り組んでいけば。チームの勝利のためにベストを尽くします」ときっぱり。初となるJリーグ挑戦で、チームに貢献することを誓っていた。

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