宇佐美、井手口のシュートはいずれもポスト

J１リーグは４月18日に、第10節の４試合を開催。パナソニックスタジアム吹田で行なわれたガンバ大阪対清水エスパルスの一戦は、お互いに最後までネットを揺らせずスコアレスドローで決着となった。

立ち上がりに主導権を握ったのは清水。最終ラインからしっかりとパスを繋いで、ボックス付近まで持ち込むと、そこからワンタッチパスや横パスを駆使しながら相手を揺さぶり、シュートチャンスをうかがう。

9分には、ドリブルで持ち上がった西澤健太から、ペナルティエリア手前で受けたチアゴ・サンタナがシュートを放つも枠の外に外れる。

一方でG大阪は、前線からプレスをかけてボールを奪い、速攻を仕掛ける。20分には、高い位置でこぼれ球を拾った宇佐美貴史が右足を振り抜くも、シュートは右ポストに阻まれる。さらに、41分に井手口陽介が放ったシュートも左ポストに直撃する。

後半のホームチームは、ビルドアップでのパスミスが目立ち、なかなか自分たちの時間を作れない。ふたたびその隙を突いた清水のペースになっていく。

53分には西澤がペナルティエリア手前の中央から、76分にも右サイドでのカットインから積極的に狙うも、いずれもゴールの上へ大きく外れる。

お互いに再三好機を作ったものの、１点が遠くスコアレスのままタイムアップ。この結果、前節今季初勝利を飾ったG大阪は連勝で勢いに乗れず。清水は２戦連続のドローで４試合白星なしとなっている。

次節は、G大阪が22日にアウェーで名古屋グランパスと、清水は25日にホームで湘南ベルマーレと11節を戦う。

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