【G大阪】開幕から4戦無得点で迎える14日・鳥栖戦 鳥栖はホームでいまだ無失点

G大阪は13日、アウェー鳥栖戦(14日・駅スタ)に向けた前日練習を行い、宮本恒靖監督(44)がオンライン取材に応じた。開幕からクラブワースト記録の4試合無得点、いまだ未勝利の中で迎える4位・鳥栖戦。鳥栖は今季ここまでわずか2失点で、ホームではいまだ無失点と安定した守備を誇る。宮本監督は「ピッチで戦っている選手たちが、一番すっきりしていないと思う。思い切って足を振る、クロスにもう少し速く入る、というようなところで点につながる、ということは伝えています。あとは微妙なところ。相手の足が出てくる、というような感覚を研ぎ澄ましてほしい」と話した。

G大阪は11日の柏戦、後半から出場したFW宇佐美がチーム最多のシュート4本を放ったが、ゴールは奪えずに敗れた。まだ本来の決定力を発揮できていない宇佐美に対し、指揮官は「チームを引っ張ってくれと直接言っているわけではないが、彼がいいプレーをして時間をつくったり、フィニッシュをの場面をたくさん作ってくれることは、我々のチームに勢いをもたらす」と期待をかけた。

新型コロナの集団感染で出遅れ、いまだ選手のコンディションにばらつきがある中で波に乗れない状況が続く。新戦力の韓国代表MF朱世鐘など持ち味を発揮し始めている選手もいるが、得点源として獲得したFWレアンドロ・ペレイラはいまだフィットしていない。「失点に関しては、分析で改善がしやすい部分があるが、攻撃は少し水物というか、取れるときはたくさん取れる、というのもある。ただ、何が足りなくてチャンスにつながっていない、という点もあるので、選手とは共有している。あとは感覚、思い切りが合えば、ネットを揺らすことにつながるのではないか」と話した宮本監督。悪い流れを払拭する待望の今季初ゴールを心待ちに、鳥栖戦に臨む。

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