【G大阪】DF昌子源、足首手術から完全復活へ手応え 初勝利狙う11日柏戦へ「泥臭く」

G大阪は10日、柏戦(11日・三協F)に向けた前日練習を行い、元日本代表DF昌子源(28)が“完全復活”への手応えを明かした。新型コロナの集団感染からの再開試合となった3日・広島戦、7日・福岡戦では対人の強さを発揮して無失点に貢献しており「1対1の間合いだったり、感覚的には自分の100パーセントに近づいてきている」と断言した。

G大阪に加入した昨季は、J復帰を右足首に慢性的な痛みを抱えながらプレーしていたが、昨年末に手術。足首の痛みが軽減され、プレーに本来の力強さが戻りつつある。昨年はキックの際には違和感を感じていることも明かしていたが「今は(違和感は)ほぼ感じていないです。昨シーズンは蹴り足もそうですけど、(右足を軸足にして)左でキックするときに嫌な感じがあった。オペしてよかった」とうなずいた。

新型コロナウイルスの集団感染による出遅れもあったチームは、ここまで3試合で2分け1敗。開幕からいまだ無得点と波に乗れていない。しかし昌子は「ガンバでは珍しいかもしれないけど、サッカーでは点が取れないことはある。それをじれて先に失点することがないように心がけている」と語る。柏戦に向けてはセットプレーなどで自らも得点に絡む意欲も示し「結局は点を取らないと勝てないスポーツ。強引にでも入るように持っていく。きれいにばかりやる必要はない。泥臭くても1点は1点。そういうのをもっと求めていかないと」と今季初ゴール、初勝利への強い意欲を示していた。

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