Ｇ大阪ＭＦ倉田秋（２６）がかつての同僚に危機感を抱いた。１９日、大阪・吹田市内でリーグ４連勝が懸かる松本戦（２０日、松本）に向けて約１時間半、非公開練習に臨んだ。

倉田は今夏松本に加入した韓国代表ＭＦキム・ボギョン（２５）と１１年のＣ大阪在籍時にチームメートだった。「攻撃パターンを増やしてもらった」とＣ大阪 時代にしのぎを削り合った。「知っている相手とできることは楽しみ」としながらも「球際の強さはすごかった。技術も高い」。長谷川監督も「（元韓国代表 の）パク・チソンの左利きバージョン。持っているものはすごい」と警戒した。

倉田は１６日のアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）準々決勝全北戦でスーパーミドルを決めた。得点力に自信をつけており「やり続けてきたことがいい方向に、いい形で出てきている。いい流れできているので、ここで（上位と）離されないようにしたい」と意気込んだ。