G大阪・宮本監督「ピッチに再び立てる喜びが我々にはある」再開初戦はドロー

「明治安田生命J1、広島0-0G大阪」(3日、エディオンスタジアム広島)

新型コロナウイルスの集団感染で2週間の活動停止、6試合連続で中止となっていたG大阪が35日ぶりの再開初戦を迎え、0-0で今季無敗の広島と引き分けた。

G大阪は3月2日から選手6人、スタッフ2人の計8人が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、同9日には活動休止となった。3月に予定されていた6試合はすべて中止。この試合が2月27日の開幕戦・神戸戦(ノエスタ)以来の試合だった。

ブランク明けということでミスも所々であったが、ゴール前での体を張った守備などで今季ここまで3勝3分けと無敗の広島にゴールを許さなかった。

宮本恒靖監督は「勝ちたいと思っていたのでそこは残念だが、70分以降、厳しいコンディションの中で危ないシーンもみんなで守り切ったことはプラスかなと思います」と振り返った。

3月23日の活動再開から短い準備で臨んだ再開初戦。「ピッチに再び立てる喜びが我々にはある。感謝の感情を込めた試合をしようと言っていた。ゴール前の体を張るプレーに出ていたかなと思います」。勝ち点1をつかんだ復帰戦を前向きにとらえた。

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