G大阪、待望の公式戦復帰!小野瀬康介は「試合をできることが楽しみ」も、コロナ禍については「本当に怖さを感じました」
開幕の神戸戦で務めたSBには「前向きに取り組んでいます」
ガンバ大阪は4月2日、活動休止明け初戦となるJ1リーグ7節・サンフレッチェ広島戦を前にオンライン上で前日会見を行なった。
G大阪は2月27日に敵地でのヴィッセル神戸戦(0-1で敗戦)で今シーズンを開幕させたものの、クラブ内で新型コロナウイルス感染症の陽性判定者が出たため、3月3日にACL出場のため前倒し開催となった11節・名古屋グランパス戦は直前で中止に。
その後、合計8名(選手6名・チームスタッフ2名)が陽性判定を受け、感染拡大防止の観点から3月9日からトップチームの活動を休止。同23日よりトップチームの活動を再開していた。
取材に応じた小野瀬康介は「まずコンディションのところや、キャンプから取り組んできたことを引き続きやってきました。思ったより動けているという印象です。もちろん90分ゲームをやっているわけではないので、不安もありますが、普通の日常生活が送れ、試合をできることが楽しみです」と想いを語った。
開幕戦ではSBを務め、試合中のメンバー変更でポジションを変えながらもチームを助ける働きを続けていた小野瀬は、「いろいろなポジションができたほうがプレーの幅が広がると思うので、前向きに取り組んでいます。どこで出ても数字が残せるようにやりたい」としながらも、「3トップの右としてガンバに来たのでそこで出来れば」と攻撃的なポジションへのこだわりも見せた。
4月3日に敵地で対戦する広島については、「相手というよりは、自分たちのところにフォーカスを当てている」と、まずは自分たちが何をできるかだと意気込んだ。
コロナ禍を受けては、「どのチームにも起こり得ることで、気を付けていてもなってしまう、本当に怖さを感じました。早く全ての人が普通の日常を取り戻せることを願うばかりです」と実体験を通じた感想を述べ、中断期間中にも支えてくれたサポーターたちに向けては、「一緒に喜べたら最高かなと思います」と復帰初戦での勝利を誓った。