陽性者出たG大阪、6日鹿島戦は4日の検査後に判断
3日午後7時開始予定だったJ1名古屋グランパス-ガンバ大阪(豊田ス)が、開始直前に急きょ中止が決まった。
G大阪で選手4人、スタッフ1人の計5人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたため。同クラブからは初の陽性者になり、他に選手1人、スタッフ1人の計2人が濃厚接触疑いとなった。ベンチ入り最少13人でも試合は開催できたが、安心と安全を最優先に今季初めての中止となった。
G大阪では2日朝、1人(選手A)に発熱があり、同日のPCR検査で陽性判定を受けた。他の選手らは先に名古屋遠征にバス2台で移動。選手Aの結果を受け、遠征先で検査し、3日未明に選手2人、スタッフ1人に陽性判定が出た。遠征不参加の選手1人もこの日、陽性判定を受けた。その他は全員陰性だった。
中止された試合は代替日に開催できなければ、今季導入された、試合が行われたとする「みなし開催」となり、G大阪が0-3の敗戦扱いとなる。会見でG大阪小野忠史社長(59)は「感染防止を再徹底していきたい」とコメント。ホーム開幕の6日鹿島アントラーズ戦を控えるG大阪は、4日に関係者約220人が検査を受け、活動再開か否かの判断を行う。