【G大阪】DF藤春広輝、新境地“偽サイドバック”適応目指す 名古屋戦はマテウス封じも

G大阪は2日、今季初勝利を目指す名古屋戦(3日・豊田ス)に向けてのオンライン取材を行い、DF藤春広輝(32)が、マッチアップする名古屋MFマテウス(26)への対応をポイントに挙げた。

昨季J1で最多のドリブル数を誇り、開幕戦でも福岡を相手に2ゴールを挙げたブラジル人アタッカーと対峙する可能性が高い藤春は「まずは1対1で負けないことが一番大事。ドリブルもうまいし、、スピードもある。そこは気を付けたい。しっかり守備もする選手で、ポジショニングもさぼらない印象。難しい相手になると思いますけど、負けないでしっかり対応できれば」と話した。

今季、チームとしてボール保持を増やして相手を押しこみ、チャンスの数を増やそうとしているG大阪。その中でサイドバックには大外だけではなく、中央にもポジションを取り、ビルドアップに加わる“偽サイドバック”と呼ばれる戦術への適応も求められている。

スピードを生かしてサイドを駆け上がるプレーが持ち味の藤春も、同戦術を採用するマンチェスターCの試合を参考に「外も中もいければ、選択肢は増える。今は挑戦している部分。周りの立ち位置を見ながら、違和感なくできるようになってきた」という。

名古屋は昨季リーグ最少失点の堅守に加え、今季加入したFW柿谷ら前線のタレントを生かした攻撃力も備える。宮本恒靖監督(44)は「ゲームコンディションや体調が整わない選手もいるが、キャンプからトライしているものを表現できるメンバーを試合に送り出している。ターンオーバーというのもありますが、選手の組み合わせは探っていく必要がある」と語った。今季初勝利に向け、最適の形を探りながらアウェーで難敵に挑む。

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