【G大阪】右足首手術から復帰のDF昌子源 決勝点献上は「僕の個人的なミス」
◆明治安田生命J1リーグ第1節 神戸1―0G大阪(27日、ノエスタ)
G大阪の元日本代表DF昌子源(28)が、マークする神戸FW古橋享梧(26)に振り切られて奪われた決勝点を「難しい対応ではありましたけど、一瞬の隙を与えてしまった。あのシーンに関しては、僕の個人的なミスじゃないかなと思っていす」と振り返った。
0―0の後半34分、中盤で神戸MF山口が前を向いた瞬間に、右サイドから中央へと走って裏を狙った古橋のスピードに抜け出され、GK東口の頭上を越すループシュートを決められた。チームとしては山口をフリーにした寄せの甘さも問題だが、昌子は「あれは個人がクローズアップされてもおかしくない」と、1対1で振り切られたことを反省した。
昌子は昨年12月に右足首を手術し、この日が復帰戦。前半は神戸に主導権を握られる中、的確なカバーリングでピンチの芽を摘むなど好プレーも見せていた。「足首の経過はすごくいい。メディカルスタッフ含め、いろいろな方に感謝しないといけない。勝って恩返しをしたい気持ちは強くあります」と語り、次戦に向け気持ちを切り替えていた。