ヴィッセル神戸の三浦淳寛監督、ガンバ大阪の強力攻撃陣を警戒。「ツネは素晴らしい監督」
2021シーズンのJリーグ開幕直前オンライン記者会見が24日に行われた。ヴィッセル神戸の三浦淳寛監督が会見に臨んだ。
会見に臨んだ三浦監督は現時点でのチームの仕上がり具合について「当然ながら100%ではない」と話しつつも、「守備も攻撃もある程度我々のやりたいことっていうのは落とし込みとしては出来てきてるのかなと思います」と自信を示した。
さらに、三浦監督はG大阪について「やはり、ガンバさんの選手たちのポテンシャルは非常に高いですから、もちろん攻撃から守備っていうのも昨季示していますし、そこを崩していく攻撃ってのは本当にたやすくないと思ってます。もちろん、得点源であるパトリック選手含め、新しく入ったレアンドロ・ペレイラ選手、もちろん宇佐美選手もいますし、そこの圧倒的な攻撃力にはやはり我々はしっかりと対策を練る必要があると思います」とG大阪の攻撃陣を警戒している。
また、三浦監督は同じく会見に出席した”後輩”のガンバ大阪の宮本恒靖監督について「ツネはもちろん、人間性を含めS級の同期でもありますし、代表でも一緒だったんで。チームをしっかりとまとめ上げる力というのは非常に優れている監督だなと思います」と宮本監督を称えた。
さらに三浦監督は「もちろんチームの戦術の落とし込みっていうのが我々外から見ても、しっかりと理解できてますから、そこの落とし込みの力ってのは、僕よりもツネは2つも年下ですが、非常に評価してます」と話し、その直後に「評価するって言ったら上から目線かな。素晴らしいと思います」と語り、笑顔を見せた。
昨季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を戦った神戸は惜しくも準決勝で敗退。リーグ戦は14位に終わった。再びアジアの舞台に立つためにも、今季はリーグ戦で上位進出を狙いたい。