リベンジならずもG大阪・宮本監督手応え「基準が見えた試合に」/ゼロックス杯

ゼロックス・スーパーカップ2021(20日、川崎3-2G大阪、埼玉スタジアム)最後のワンプレーで防げなかった痛恨の一撃。それでも宮本監督は、1週間後のJ1開幕へ手応えをつかんでいた。

「ここまで取り組んできたものは見られた。いろいろなものの基準が見えた試合になった」

勢いのある守備から入った前半だったが、飲水タイムで川崎に修正され、2失点。指揮官は「背後への抜け出しに、DFラインが重たくなった。FWが追いかけても中盤が出てこれなかった」と振り返った。

昨季のリベンジはならなかったが、後半はMF矢島、FWパトリックの2得点で意地を見せた。新布陣の3トップでは、ウイングとSBがサイドで内外を使いわけ、パスを回して攻撃。キャンプで練った工夫も示した。残った借りは、27日の神戸との開幕戦(ノエスタ)から始まるリーグ戦で返す。

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