「粘り強さは残しながらも…」川崎とのリベンジマッチを前に、宮本監督が明かした“新ガンバ”。課題の攻撃面には…

「非常に明るい雰囲気のなかトレーニングも出来ている」

ガンバ大阪宮本恒靖監督が2月19日、翌日に控える川崎フロンターレとの富士ゼロックス・スーパーカップに向け、会見に出席した。

昨季はリーグ戦で2位、天皇杯は準優勝と、その両方で川崎の後塵を拝す悔しいシーズンとなったG大阪。そのリベンジマッチとなるなかで、宮本監督は現在のチーム状況について「新しい戦力も合流して、チーム作りが進んでいるという状態。選手の雰囲気はいいし、非常に明るい雰囲気のなかトレーニングも出来ているので、明日の試合に向けて楽しみな要素も多い」と、手応えを語った。

昨季からの上積みには、「粘り強く全員でしっかりと戦うという部分は残しながらも、自分たちがボールをもう少し持ちながら、ゲームを動かすチャンスを多く作り出すという戦い方にトライをしていて、実際そういう場面も増えている。すぐに全てが100%の状態になるとは思わないが、徐々に良くなっていくと思っている」と説明した。

そして、昨季は川崎と天皇杯決勝を含め3度対戦し、いずれも完封負けを喫したことを踏まえ、攻撃面にも言及。「少し惜しいシーンもあったので、そこをいかにこじ空けるか。ゴール前の決定力と、その決定機の数というところが、大切になる」と、コメントした。

G大阪は因縁の相手を撃破し、2021年最初のタイトルを掴むとともに、新シーズンへ向けて弾みをつけることができるか。

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