【G大阪】沖縄2次キャンプ開始 3トップの新布陣導入 宇佐美「攻め続けて失点ゼロに」

G大阪は9日、沖縄での2次キャンプをスタートした。隔離期間を終えたFWレアンドロ・ペレイラ、MFチアゴ・アウベスの新加入選手2人も合流。20日のゼロックス杯・川崎戦に向け、本格的なチーム内競争もスタートした。

G大阪は沖縄での1次キャンプから3トップの新布陣にトライしており、戦術練習ではボールの動かし方などを確認。左ウイングでプレーしたFW宇佐美は「去年できなかった主導権を握る戦いにトライしている。(守備的に戦った)去年のベースは持ちつつ、攻め続けて失点ゼロにする、という戦いを目指したい」と話した。

宇佐美自身はキャンプ中に右膝を負傷。この日もテーピングを巻くなど万全ではなく、10日に非公開で行われる練習試合の出場も微妙だという。それでも「ポジションが(昨季の2トップと)変わって、見える景色も変わる。いい選手も増えて、ポジション争いもある。練習からヒリヒリするような感覚でやりたい」と状態を上げていくことを誓った。

また、新加入のMFチアゴ・アウベスはG大阪での初練習を終え「選手のクオリティーの高さにびっくりしています」と笑顔を見せた。Jリーグでは清水、鳥栖でプレーし、韓国、サウジアラビアとアジアでのプレー経験豊富なレフティーは「目標はタイトル。先を見ればいろんなタイトルを目指して戦うチャンスがあるが、まずは目の前の20日の試合にフォーカスします」と語り、ゼロックス杯・川崎戦に向けて、急ピッチでコンディションを上げていく。

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