シント＝トロイデンは8日、FW中村敬斗(20)とのレンタル契約解除を発表した。

保有権を持つガンバ大阪も日本時間9日にシント＝トロイデンと6日付での契約解除に至った旨とともに、FCジュニアーズへのレンタル移籍を発表。レンタル期間は2021年12月31日までとなる。

中村は2018年に三菱養和SCユースからG大阪に入団後、2019年夏からトゥベンテ(オランダ)にレンタル移籍。昨夏に再びのレンタルで日本人選手が多く在籍するシント＝トロイデンに加わった。

しかし、ジュピラー・プロ・リーグ5試合の出場で1得点のみ。開幕から2試合連続先発と順調なスタートを切ったが、その後は約3カ月もベンチ外を強いられるなど、出番に恵まれていなかった。

新たな活躍先となるFCジュニアーズはオーストリア1部の強豪LASKリンツと提携を結ぶセカンドチーム。現在、オーストリア2部リーグに属して、16チーム中14位と降格圏に低迷している。

なお、FCジュニアーズも中村の加入を発表。中村はクラブを通じて「FCジュニアーズに加入できて、本当に嬉しいです。チームの力となり、日々精進していきたいと思います」と抱負を語っている。

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