元日本代表FW大黒将志がG大阪に帰還!アカデミーでコーチに就任「感謝の気持ちでいっぱい」

ガンバ大阪は22日、元日本代表FW大黒将志が2021シーズンからアカデミーのストライカーコーチを務めることを発表した。

G大阪の下部組織で育ち、1999年にトップチームに昇格した大黒。2001年のコンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)への期限付き移籍を経て2002年にG大阪に復帰すると、2004年にはJ1リーグ30試合で20得点を決めてその才能を知らしめた。

2005年にG大阪初のリーグ制覇に貢献した大黒は、タイトルを置き土産に2006年1月に当時フランス2部のグルノーブルに渡ると、リーグ戦17試合5得点をマーク。それから2006年夏にはセリエAのトリノに完全移籍したが、あまりチャンスが与えられることはないまま2008年夏に東京ヴェルディに完全移籍して日本に帰国した。

日本帰国後は、横浜FCやFC東京、横浜F・マリノスを渡り歩いて2013年に再び海を渡って恩師・岡田武史氏が指揮官を務めていた中国の杭州緑城に加入したが、1年後に京都サンガF.C.へ。その後、モンテディオ山形への期限付き移籍を経て2018年から栃木SCでプレー。2020年夏に双方合意の下で契約を解除していた。

指導者としてのキャリアをスタートさせることとなった大黒は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

「今年からガンバ大阪で育成年代のコーチをやらせて頂くことになりました!本当にありがとうございます!僕も育てて頂いたガンバ大阪で指導者を始めさせてもらえることに感謝の気持ちでいっぱいです。1人でも多くトップチームで長く活躍できる選手を輩出できるようにがんばります。FWの選手達はどこでもいつでも誰とプレーしてても点が取れるような選手になってもらえるように一緒に努力して共に成長していけたらと思います。ガンバ大阪に貢献できるよう全力でがんばりますのでよろしくお願いします!」

通算でJ1リーグ204試合69得点、J2リーグ260試合108得点を決めている大黒は、日本代表としても2005年から2008年にかけて22キャップを記録して5得点をマーク。2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)本大会のメンバーにもなっている。数々の実績を誇るストライカーは、どのような選手を育て上げるのだろうか。

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