ブラジル人FWが懸命なひらがな読み披露 日本国籍目指す姿にファン「上手くなってる」
以前から日本国籍取得の希望を公言「難しい。でも諦めません」
サッカーJ1・ガンバ大阪のブラジル人FWパトリックが自身のツイッターを更新。日本語を必死に勉強しているところを動画で公開した。紙に書かれたひらがなをちょっと可愛らしく読み上げる様子に、「最初より上手くなった」「ずっと日本にいて」などと国内のファンから反響が寄せられている。
部屋の中でテーブルに手をつき、目の前のカメラを見据えたパトリック。手には、ひらがなが書かれたルーズリーフの用紙1枚を持っている。日本語で「みなさん、宿題、読みます」と宣言すると、「明日、友達と映画に行きます」「今日どこに行きますか」「市役所に行って、美容院に行って、買い物に行きます」などと、ゆっくりではあるが聞き取れるように読み上げてみせた。
中には少し読みづらいものもあったようで「ちょっと難しいネ」と苦笑いする場面も。それでも懸命に全てを話して見せた。最後はカメラに笑顔を向けながら手を振り「以上です、バイバイ」と可愛らしく日本語で別れの挨拶をしていた。
実際の動画を公開したパトリックは、投稿の文面にも日本語で「少し勉強しました。発音がうまくなくごめんね。日本語を覚えようと頑張っています。簡単ではなく難しいです。でも諦めません。ミンナとコミュニケーションを取りたいから。ありがとうミンナ教えてくれて」などとつづっている。
13年に来日したパトリック。以前から日本国籍取得を希望していることを公言するとともに、ツイッター上で定期的に日本語の学習ドリルをこなし、読み書きに熱心に取り組んでいることを明かしていた。ファンからは「ずっと日本にいて、将来、日本の指導者になってほしい」「頑張っている姿を見せてくれるのって結構心に刺さります」「努力家だと思う!」「最初に聞いた時より日本語上手くなってる」「日本を好きになってくれてありがとう!」などと反響が寄せられている。