【G大阪】採点&寸評 2失点敗北も次世代担う若手がキラリ

◆明治安田生命J1リーグ第34節 G大阪0―2清水(19日、パナスタ)

G大阪はホームで行われた最終戦で清水に敗れ、J1のシーズンを終えた。今季は粘り強い守備とパトリックのフィジカルを生かしたシンプルな攻撃で2位を射止めたが、この日はボールポゼッションを意識した試合展開に。司令塔のMF山本を中心にボールは保持したが、後半4分にセットプレーの流れから失点すると、同19分にも2失点目。終盤には17歳MF中村仁郎ら若手も投入してチャンスはつくったがゴールを割ることはできず、リーグ最終戦を白星で飾ることはできなかった。

以下は採点&寸評

宮本恒靖監督【5・0】2位を決めた中でガンバらしいボールを保持した攻撃にトライしたが、結果にはつながらず。今季の武器としてきた守備もどこか粘りに欠けた

GK東口順昭【6・0】1試合2、3度ビッグセーブは。2失点の責任は問えず

DF金英権【5・5】3試合ぶり復帰。キックがやや荒れるシーンも

DF三浦弦太【5・0】明確なミスがあったわけではないが、DFリーダーとしてゴール前で違いを出せず

DF高尾瑠【5・5】効果的な攻撃参加で厚み加えるも、決定機は生み出せず

DF藤春広輝【5・0】深い位置まで侵入しただけに、クロスは合わせたかった

MF福田湧矢【5・0】1失点目はラインをあげた中でマークをつかまえきれず。SBに移行後は好クロスも

MF山本悠樹【5・5】ボールを握ろうとすれば自然と攻撃の中心に。ミスもあったが堂々たる司令塔ぶり

MF奥野耕平【5・5】守備に軸足を置きそつのないプレー。ビハインドの展開となり交代に

MF倉田秋【5・5】フィニッシュの場面では精度足りず。清水エウシーニョとの小競り合いにいら立ちも

FW塚元大【5・5】J1初先発。ライン間で恐れず前を向く持ち味は披露。シュートまで持ち込むシーンは少なかったが、可能性は示した

FWパトリック【5・5】ロングボール少ない展開でも足元でのポスト役は確実にこなす。クロスはわずかに合わず

途中出場

MF矢島慎也【5・0】後半8分イン。自陣PAでのパスカットが相手へのラストパスに。不運

FW渡辺千真【5・0】後半8分イン。山本からのクロスに飛び込んだダイビングヘッドは、枠に飛ばしたかった

MF川崎修平【5・0】後半16分イン。右足ミドルを振り抜きたいという思いがにじみ出ていたが、そんなシーンは作り出せず

FW唐山翔自【―】後半36分イン。時間短く採点なし。しかし短い時間でも惜しいシュート場面も

MF中村仁郎【―】後半36分イン。時間短く採点なし。ボールの持った立ち姿にすでに違いを感じさせる17歳でのJ1デビュー

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