ドイツ１部・ビーレフェルトの日本代表ＭＦ堂安律（２２）が、１２月２０日に行われるＧ大阪Ｕ―２３のＪ３・岐阜戦（パナスタ）に「堂安シート」を設置し、大阪府内のサッカーチームに登録している小学生を招待する。Ｇ大阪時代、Ｊ３で結果を残してＪ１でチャンスをつかみ、欧州へとステップアップした堂安。今季で活動を終了するＧ大阪Ｕ―２３の最終戦を、多くのファン、サポーターに見てほしいという思いから今企画が実現した。

堂安はＧ大阪を通じ、長文のコメントを発表。「僕はＧ大阪に在籍していましたが、Ｕ―２３に育ててもらったという気持ちが強くあります。Ｕ―２３の選手たちが持つ『これから自分がどうなるのか』という不安な気持ちもすごくわかりますし、大きな夢を持っているけど、ＴＯＰチームの選手を見て『何くそ』と思いながら練習をしている気持ちとかもすごく理解できます。今年でその活動の場所がなくなるのがすごく寂しいです。Ｇ大阪Ｕ―２３としての最後の晴れ舞台を１人でも多くの人に見ていただきたいという気持ちと、やはりＵ―２３という場を与えてくれたのは、僕にとってお金じゃ返せないくらいの感謝の気持ちもあります。だからこそ、少しでも形として伝えたいというのが大きく、今回その力になれるのであればという思いからこの『堂安シート』を提案させていただきました。ファン・サポーターの皆様や、Ｇ大阪への感謝はもちろんありますが、Ｕ―２３でプレーしている選手たちに、僕もそこからスタートだった、そこから上がってきて僕も今、海外でプレーができるようになったと言うことをわかってほしいと思います。ファン・サポーターの皆様への感謝の気持ちに加えて、Ｕ―２３チームで頑張っている選手たちへの応援の思いも込めています。当日は、ぜひたくさんの方にご来場いただき、選手たちが頑張っている姿をぜひ見ていただきたいと思います」

招待数は１８０名で、応募期間は７日～１４日。詳細はＧ大阪ＨＰより。

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