ガンバが2位に返り咲き!湘南に福田&パトリック弾で2-1勝利。3位名古屋と勝点3差に

G大阪は残り3試合全勝で自力での2位が確定する

J1リーグは12月6日、各地で第31節の2試合を開催。Shonan BMWスタジアム平塚では湘南ベルマーレとガンバ大阪の一戦が行なわれた。

16位につける湘南は3試合未勝利ながら、粘り強さも発揮しここ2試合は引き分けで終えている。また、J1通算で149勝と節目にあと1つと迫っている。

一方、昨日勝利した名古屋グランパスに得失点差でかわされたものの、残り3試合全てで勝利すれば天皇杯&ACLの出場権が与えられる2位が確定するG大阪は、引き分けに終わった前節・鳥栖戦から先発4人を入れ替えて臨んだ。

4-4-2のフォーメーションでGK東口順昭、DFは右から髙尾瑠、三浦弦太、昌子源、藤春廣輝、MFは右から福田湧矢、矢島慎也、山本悠樹、倉田秋、2トップにパトリック、渡邉千真を起用。パトリックはJ1通算200試合出場を達成した。

試合は、前線から上手くプレスをハメたG大阪が7分に先制する。右サイドの髙尾が高い位置で相手のパスをカットし、パトリックに預ける。丁寧にパスを落とすと、走り込んだ福田が右足でニアサイドを破る強烈なシュートを叩き込み、1-0とする。

その後も相手にボールを持たせ、高い位置でボールを奪いショートカウンターを仕掛けるG大阪だったが、最後の局面での精度を欠き追加点は挙げられない。

すると35分、湘南が反撃し同点に追いつく。茨田陽生の負傷退場で急遽ピッチに立った齊藤未月が左サイドにスルーパスを通す。反応した畑大雅がタッチライン際から折り返し、中川寛斗がペナルティエリア内でシュート。これがブロックに来ていた昌子の手に当たりPKを獲得すると、キッカーの中川がゴール上のネットに突き刺し、試合を振り出しに戻す。

1-1で迎えた後半、湘南は得点を挙げた中川に代えて前節負傷離脱から復帰したFW石原直樹を投入し、逆転を狙う。

立ち上がりはゲームを支配していたG大阪だったが、後半は湘南の運動量に苦しむ展開が続く。それでも効果的なカウンターを仕掛け一進一退の攻防が続くと、66分、見事な連係から再びリードを奪う。

左サイドの矢島のボールから、渡邉、藤春と繋ぎ丁寧なクロスボールをファーサイドでパトリックがキレイにヘディングで合わせ2-1と突き放す。

その後の湘南の反撃も、76分にピンチで身体を張って防いだ三浦の奮闘もあって防ぎ切り、2-1でタイムアップを迎えた。

この結果湘南は勝点を25と変わらず、G大阪は同62として2位に返り咲き、3位名古屋との勝点差を3とした。  1

2月12日の次節、湘南は浦和レッズとアウェーで対戦。

G大阪は1試合空き、16日に第33節・横浜FC戦を敵地で行なう。

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