J1第14節「データで読み解く」G大阪MF井手口、敵陣ボールハントの“鬼”

スポーツ報知は今シーズン、データ分析会社「InStat」協力の下、Jリーグを「データで読み解く」企画をお届けする。9試合が行われたJ1第14節(9月5日)で、同社が独自に算出する選手パフォーマンス総合値の評価指標「InStat Index」(I・I)上位5傑は以下の通り。

◆J1第14節I・I値上位5傑

1位川崎MF三笘 404

2位鳥栖FW小屋松 341

3位川崎MF大島 336

4位川崎DF谷口 323

5位G大阪MF井手口 322

首位をひた走る川崎で2ゴールを挙げたMF三笘らはI・I上位の常連組だが、今回は仙台に4―1と快勝したG大阪から、5位に食い込んだMF井手口陽介(24)に注目した。際立った指標は、全体3位のインターセプト数(13回)。中でも相手陣内での数字が全体でトップの6回に及んだ。ルーズボールの奪取数も8回中相手陣内が6回と、高い位置でボールを拾い、攻撃につなげていた。

またピッチを横に3分割した相手ゴール前に近いエリアへのパス数も、チームトップの20本(成功17本)と、積極的に前にボールを運んだことがうかがえる数字も。後半40分にはゴール前に侵入してダメ押しの4点目もゲット。試合を通じて攻守に関わりつづけたことが、4試合ぶりの勝利に大きく貢献していたことがデータでも示された。

リンク元

Share Button