柏のＦＷ呉屋大翔が７日、オンライン取材に対応し、Ｇ大阪戦（９日・三協Ｆ柏）との古巣対決へ必勝を誓った。

現在リーグ得点王のＦＷオルンガの控えとして過ごす時間が長いが、オルンガが欠場した直近の公式戦２試合に先発し、それぞれ先制ゴールを挙げている。「点を取らないと試合には出られない」と常に貪欲な姿勢を貫く陰のストライカー。昨季Ｊ２で２２得点を挙げ、日本人得点王に輝いた男はチームを勢いづけるプレーで勝利に貢献してきている。

ネルシーニョ監督も「ゲームへの準備をしっかりしているから２戦連発も驚きではない。彼が入るといい結果が出てる」と好評価を与えている。今季先発した公式戦５試合では４ゴールを挙げ、９日の試合では３戦連発も期待される。

次節にかける思いは強い。大阪出身でＧ大阪には２０１６～１９年に在籍した。ＤＦ陣には同じリオ世代の三浦弦太やフランスのトゥールーズから加入した昌子源など、代表クラスが顔をそろえる。２月のルヴァン杯１次リーグでの試合（１〇０）では、出場機会がなかっただけに、古巣との対戦を誰よりも熱望する。「特別なクラブなので勝ちたいって気持ちが一番強い相手。ファーストプレーから激しくいく。点もとりたいです」と力強く言葉を放ち、闘志を燃やした。

リンク元