G大阪今季最多4得点!初先発ルーキー山本悠樹が逆転の口火を切るプロ初弾
[9.5 J1第14節 仙台1-4G大阪 ユアスタ]
ガンバ大阪が敵地でベガルタ仙台に4-1で快勝した。G大阪は4試合ぶりの勝利。仙台は4試合勝ちなしとなった。
先制点は仙台が決めた。前半4分、左サイドで得たCKをMF浜崎拓磨のインスイングのボールにニアに走り込んだFWアレクサンドレ・ゲデスが頭で合わせる。今季まだホームで勝ちのない仙台が、幸先よく先制する。
しかしG大阪はすぐに反撃。前半8分、J1初先発となった大卒ルーキーのMF山本悠樹がミドルレンジで相手を外して右足を一閃。糸を引くような鮮やかな弾道のシュートがゴール左隅を捉える。
さらにG大阪は前半15分、右CKをDF三浦弦太が合わせると、ファーにいたFWアデミウソンが流れたボールに反応。GKヤクブ・スウォビィクの逆を突く形になり、逆転ゴールになる。同41分にはアデミウソンのハンドからPKを与えてしまうが、FW西村拓真のシュートをGK東口順昭がストップ。リードを持って後半へと折り返す。
後半に入っても得点を奪ったのはG大阪。28分、MF倉田秋が個人技で混戦をかき分けると、ループ気味のシュートを鮮やかに突き刺す。そして同40分にはFW渡邉千真の折り返しにFWパトリックが反応。こぼれたところにMF井手口陽介が詰めてダメを押した。
G大阪は今季最多となる4得点での快勝。早い時間帯での同点弾でチームを勢いづかせた山本は「J初先発でしたが、勝たないといけない試合だったので、あまり気負うことなくプレーしました。8月はなかなか勝てていなかったので、チーム全員で戦えたことはすごく前向きなこと」と収穫を口にした。