PSV堂安律が東京五輪出場を視野にレンタルか ブンデス昇格組ビーレフェルト加入の可能性
PSVに所属する日本代表MF堂安律(22)が今夏、活躍の場を求めてドイツに渡る可能性が高まっている。
堂安は昨夏、フローニンヘンから移籍金750万ユーロ(現レートで約9億4000万円)でオランダの強豪PSVに入団。シーズン序盤こそマルク・ファン・ボメル監督の下でレギュラーとして活躍したが、監督交代後は出番が減り、最終的に公式戦27試合に出場して3得点という成績に終わった。
そんなガンバ大阪育ちのレフティを擁するPSVは今夏、ロジャー・シュミット監督を新たに招へい。しかし、先日の『Eindhovens Dagblad』で放出リストに載るひとりに目されるなど、わずか1年でPSVを追われる可能性が浮上している状況だった。
オランダ『Voetbal International』によると、堂安は今季からブンデスリーガに昇格するビーレフェルトにレンタル移籍の見込み。3日に行われたヴィクトリア・ケルンとの練習試合で姿がなかったのはこの移籍を完了させるためだったという。
また、堂安はハイプレス・ハイラインのアグレッシブなスタイルを志向するシュミット監督のプランに合わず、自国開催となる来年の東京オリンピック出場を視野に入れ、出場機会を求めての移籍を希望していたようだ。なお、PSVとの契約は2024年までとなる。