【G大阪】ミス絡みで3失点と自滅で6位転落…宮本監督「残念です」

◆明治安田生命J1リーグ 第11節 G大阪1-3浦和(19日・パナソニックスタジアム吹田)

G大阪がミスが絡んだ3失点で自滅し、6位に転落した。前半24分、DF三浦が自陣でプレッシャーを受けてパスをカットされると、そのままショートカウンターを浴びて失点。同34分にはDF高尾のパスが味方に合わず自陣ゴール前で奪われると、DF藤春のハンドにつながりPKを与えた。さらに後半12分、三浦が自陣ゴール前でボールを流して処理しようとしたが、後方にいた浦和FW武藤につながってしまい、そのまま決められて痛恨の3失点目。宮本恒靖監督(43)は「残念です。エアポケット、というのか。1試合で決定的なミスは1つぐらいあるものだが、それが2つ、3つと重なってしまった」と感情をかみ殺すように話した。

この日の3バックは先週体調を崩したというDF金が外れ、右から高尾、三浦、昌子の並びに。立ち上がりは相手を押し込んで11分にFW宇佐美のシュートがバーをたたくシーンもあった。しかしミスから失点を重ね、後半はMF遠藤、FWアデミウソンを投入して4―4―2に変更。同15分に宇佐美がCKをペナルティーエリア外に送り、走りこんだMF井手口が豪快なダイレクトボレーを決めて1点を返した。終盤はパトリックを狙ったパワープレーに活路を見出そうとしたが、5バックで守備を固めた浦和を崩すことはできなかった。

三浦は「試合の入り方は注意していこうとやってきた中でのミスだったので、甘かったと思います。(3失点目は)完全に見えていなかった。しっかり反省したい」と自身のミスを受け止めた。また後半45分間プレーした遠藤は「きょうの試合に限らず、相手のペナルティーエリアの近くでもっとアイデアを出して、スルーパス、ワンツーからゴールというのが今年あまりない。そういうゴールが増えれば相手も嫌だと思うし、外の選手もフリーになる。そういう部分では中から攻撃する部分は増やさないといけないと思う」と、攻撃面での課題を挙げた。

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