【G大阪】東口順昭「闘志」浦和・西川周作と34歳GK対決…降格なしで起用増の若手に負けない
Jに押し寄せる若手GK起用の波に、真っ向から立ち向かう2人のGKが、19日のG大阪―浦和戦(パナスタ)で直接対決を迎える。18日、大阪府吹田市内での前日練習後、取材に応じたG大阪GK東口順昭は、浦和GK西川周作(ともに34)との“同級生対決”を「周作はずっと憧れの存在。闘志が出てくる試合のひとつ」と表現した。
今季、Jリーグでは降格がない中、各チームで若手GKの抜てきが続く。ミスが失点に直結するGKは、経験値が重要視されるポジションではあるが、東口は「監督にとっては(若手GK)を思い切って使いやすい状況になっていると思います。若手のいいGKが出てきたな、という感覚もあるし、自分はポジションをしっかり守らないとあかん、という危機感もあります」と語る。
一方で自身の現在地に自信ものぞかせる。近年は攻撃の組み立てへの関わりを増やすなど、サッカー界のトレンドに合わせて技術を磨き「今まで積み上げてきたものがどれだけあったのか、出てくると思う。自分は今がベスト、という感じでできている」と言う。日本代表でも常に先を行く存在だったライバル・西川との対戦で、チームを勝利に導くことで自らの存在価値を証明する。