17歳の大器 G大阪FW唐山 12日・湘南戦でデビューへ

今季飛び級で昇格したG大阪FW唐山翔自(17)が、12日のルヴァン杯湘南戦(BMWス)でトップチームデビューする可能性が高まった。宮本監督が遠征メンバーに帯同させたことをを明言。「今やれることを出してくれれば」と期待を寄せた。

ルヴァン杯は既に決勝トーナメント進出が消滅。消化試合とはいえ、指揮官が「どういう選手が戦力になれるかを見極める」と話したように、単なる“お試し”ではない。唐山は高校2年生だった昨年、プロの試合出場が可能となる2種登録選手としてJ3の10試合で8得点。最年少ハットトリックのJ新記録も樹立した逸材だ。

9日の沼津戦では鋭い抜け出しからゴールするなど今季もJ3の9試合で4得点。宇佐美やアデミウソンとはタイプの違うゴールに特化したストライカーで、自らチャンスをつかんだ。

出場すれば、17歳324日でのデビュー。日本代表MF堂安(16歳344日)や宇佐美(17歳14日)に続く大器が、ド派手なゴールを狙う。

◆唐山 翔自(とうやま・しょうじ)2002(平14)年9月21日、大阪府出身の17歳。小学生からG大阪アカデミーで育ち、ユース2年時にG大阪U―23の一員として19年7月28日のJ3長野戦でプロデビュー&ゴール。同年9月1日の福島戦でJ史上最年少となる16歳345日でハットトリック。同年はJ3リーグ10試合で8得点を挙げ、20年から飛び級でのトップ昇格が決まった。19年U―17W杯出場。1メートル78、65キロ。

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