G大阪・パトリックが土壇場劇的Vヘッド 暫定2位浮上

G大阪は途中出場のFWパトリック(32)が終了間際にヘッドで劇的な勝ち越しゴールを決め、ホームで横浜FCに2-1で勝利。DF昌子源(27)が加入後初のリーグ戦で先発フル出場するなど戦力が充実し、勝ち点19で暫定2位に浮上した。

スタンドの4638人が固唾をのんで見守ったコーナーキック。FWパトリックが誰よりも高く跳び、MF井手口からのボールを頭で捉えてネットを揺らした。

「後ろに重心がいってしまって難しい展開だったが、どこかでワンチャンスを待っていた」

4分あった後半のロスタイムも終わりに差し掛かっていたところで、劇的ゴールで勝利に導いた。バックスタンドの家族のもとへ駆けよってセレブレーション。「この状況でなかなか試合に足を運んでもらえなかった。彼らにプレゼントと思って届けに行きました」と喜びを爆発させた。

日本で8季目を迎え、日本国籍取得を目指すヒーローは試合後のフラッシュインタビューに「ちょっと難しいゲーム。前半、私、ベンチ。私、センターバック確認。後半、準備…」と勉強中の日本語で答えた。

この試合はフランス1部トゥールーズから新加入のDF昌子が先発でリーグ戦初出場。DF三浦、DF金英権と日韓の代表選手3人で3バックを形成し、鉄壁の布陣と思われた。

ところが、1点リードの後半に横浜FCが猛攻撃。ハイプレスが機能せず、何度もゴール前に侵入され、ミスから失点。「結果的には勝ちましたけど、個人的にはふがいなかった」と昌子が振り返ったように、決して盤石の展開ではなかった。

そんな嫌な流れを断ち切り、勝利につなげたパトリックは「最後の最後まであきらめない姿勢がいい方向に出た」と誇った。前節の川崎戦に続くリーグ戦連敗は許さず、勝ち点3を積んで暫定2位に。苦しい展開を制する勝負強さが今年の武器になる。

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