【G大阪】明日横浜C戦、古巣対戦のMF小野瀬は複雑な心境も「何より結果が欲しい」

G大阪は7日、横浜C戦(パナスタ)に向けて前日練習を行い、宮本恒靖監督(43)、DF藤春広輝(31)、MF小野瀬康介(27)がオンライン取材に応じた。前節の川崎戦で敗れて連勝は4でストップ。上位に食らいついていくためには連敗は避けたい一戦に向け、宮本監督は「内容も大事だが、勝ち点3にこだわりたい」と話した。

横浜Cはリーグ戦4連敗中だが、FWカズが先発した5日のルヴァン杯・鳥栖戦で勝利。G大阪からレンタル移籍中のFW一美は、契約により出場できないが、「サイドにスピードのある選手がいますし、前線にもサイズのある選手がいて、つなぎにも特徴がある」と指揮官。藤春は「後ろで回してくるチーム。前でしっかりプレスをかけて、相手のミスを狙いたい」と今季から武器とするハイプレスで、横浜Cのビルドアップを“狙い撃ち”するつもりだ。

また横浜Cの下部組織出身で、トップチームに昇格して16年までプレーした小野瀬は「僕にとっては特別なチーム。本音を言うと、戦いたくないというのはあります」と自身を育ててくれた古巣への思いを明かした。それでもG大阪に加入してJ1で50試合に出場し、現在はチームの主力に。ルヴァン杯を含めたここ2試合は、チャンスで決めきれなかったことに「僕が決めていたら、結果は違っていた。責任を感じています。今は何より結果が欲しい」とも話した。

引き分けに終わった5日のルヴァン杯・大分戦では、DF昌子が右足首の負傷から復帰してG大阪加入後の初出場を果たし、DF黒川といった新戦力もアピールした。宮本監督は、昌子の起用に関しては「今後、リバウンドがある可能性もあるので、慎重に見ていく必要はある」と説明。また藤春は、同じ左サイドを主戦場とする黒川のプレーに刺激を受けている模様で「ライバルには上がってきてほしいですし、ずっと自分がやってきたけど、いつかは若い選手と代わるときがくる。でも負けないようにやっていきたい」と、リーグ戦での活躍を誓っていた。

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