G大阪・宮本監督、首位・川崎相手に「現状やってきているサッカーをしたい」

J1で2位につけるG大阪の宮本恒靖監督(43)、FW宇佐美貴史(28)が31日、8月1日の首位・川崎戦を前にオンライン取材に応じ、相手の印象と戦い方について語った。

現在チームは4連勝中で、ここ2試合は無失点。指揮官は「危険なシーンは作られているが、最後に体を張って守る粘り強さは出ている」と評価。ここ5試合連続で3得点以上をマークしている川崎の印象を問われ、真っ先に「攻撃にたけた選手が多い」ことを挙げた。

そんな攻撃の特長を宇佐美は「右(サイド)がベースで、左で仕留める形が多いとは思います」と分析。その右サイドを主戦場とする元G大阪のFW家長昭博(34)から生まれる攻撃に注目。「(家長へ)ボールがおさまることを理解して動くチームメートがやっかい。そこからの攻撃のバリエーションを警戒しないと」と話した。

宮本監督は2018年7月の就任以後、川崎とのリーグ戦で2勝1分け。序盤の大一番に向け、「今、現状やってきているサッカーをしたい。試合が始まって、現実的なサッカーをするのか、それ以上のものが出せるか見ていきたい。相手の出方を見る必要はある」と臨機応変に戦う姿勢を示した。

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