復活弾の宇佐美に丹羽「頼もしい2点だった」 ゲキサカ 9月12日(土)22時18分配信

[9.12 J1第2ステージ第10節 鹿島1-2G大阪 カシマ]

1失点こそ喫したが、納得の勝利だった。FW宇佐美貴史が「主導権はほとんど鹿島にあった」と振り返ったとおり、劣勢の時間が続いたガンバ大阪。しかし、宇佐美の2発でリードすると、反撃を1点に食い止め、鹿島の連勝を6でストップした。

少ないチャンスを生かし、公式戦11試合ぶりとなる復活の2ゴールを決めた宇佐美についてDF丹羽大輝は「あいつが決めてくれると、やっぱりチームが勢いに乗る。本人が一番苦しんでいたと思うけど、僕らは信じていた。頼もしい2点だった」と手放しで称えた。

押し込まれる展開にも「自分の中では相手が攻めてくるのは分かっていた」と冷静だった丹羽。宇佐美の2点目もカウンターからで、ブロックを敷いて速攻でチャンスをうかがうのは狙いどおりの展開だった。

2-0の後半34分、まさにカウンターからFWパトリックのシュートをGKが弾いたところにDF藤春廣輝が詰めた。決定的な場面だったが、藤春のヘディ ングシュートはゴール右へ。「相手はうちのショートカウンターが脅威になっていたと思う」と胸を張る丹羽は「宇佐美の2点目もそうだったし、ハル(藤春) が外した惜しい場面もあった。あそこを決めていれば、プランどおりのゲームだったのに」と冗談交じりに笑っていた。

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