G大阪・宇佐美、スーパーミドルで今季2点目「後ろを楽にしたかった」

G大阪のFW宇佐美貴史(28)が26日の神戸戦(ノエスタ)で後半41分、自身の今季2点目となる弾丸ミドル。チーム2点目を奪い、2-0の勝利に貢献した。

「なんとか取って後ろを楽にしたい思いはありました」

わずかワンステップで、目の覚める一発をゴールネットへ一直線に突き刺した。1点先制後、相手に押し込まれる苦しい展開をひっくり返す一撃。「練習が終わった後に4、5人であの距離のシュート練習をしているので、迷いはなかった」とシュートというプレー選択にも確かな裏付けがあった。

得点後はこの試合で先制点を挙げ、交代でベンチに下がったFW小野裕二(27)のもとへ。「きょう昼食をとったお店が偶然同じで。会計をしようと思ったら現金が一切なくて、(小野)裕二に『おごってもらえるか』と言ったら『点取ってくれたらいいよ』と話をしていた。その通りになったので裕二のところに行きました」。“プラチナ世代”と呼ばれた92年組2人の活躍で4連勝を決めた。

チームは2位に浮上したが、宇佐美は「チーム全体でラインを上げ、神戸がやってきた展開をやり返せるようにならないと」と後半に押し込まれた試合の反省も忘れなかった。次戦は6連勝中の首位川崎との天王山。1週間で課題とも向き合い、より良いチーム状態で決戦に臨む。

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