◆明治安田生命Ｊ１リーグ第６節　神戸０―２Ｇ大阪（２６日、ノエビアスタジアム神戸）

Ｇ大阪はＭＦ小野裕二（２７）の移籍後初得点、“神戸キラー”ＦＷ宇佐美貴史（２８）の弾丸ミドルで神戸に２―０と勝利し、４連勝で２位に浮上した。０―０の後半１７分、右サイドからＤＦ高尾が送ったグラウンダーのラストパスに、小野が右足で合わせて先制。その後はイニエスタを中心とした神戸の攻撃に圧倒されたが、ＧＫ東口がファインセーブを連発し、得点を許さず。同４１分、宇佐美が神戸戦で計１３点目となる強烈なミドルシュートを叩き込み、ベンチに下がっていた小野とピッチ脇でがっちりと抱擁。プラチナ世代ふたりの活躍で、難敵・神戸を沈めた。

今季、鳥栖から加入して攻守に存在感を見せている小野は「足もふらふらで、ちょっと軸足に当たったラッキーなゴールでしたけど、チームが勝てたことが一番」と話した。宇佐美は、ゴール後に小野の元に駆け寄った理由を「今日のお昼ご飯を小野選手と同じ店で食べたんですけど、現金がゼロで…。小野選手が払ってくれたんですが、点とってくれたら（おごりで）いいよ、と言われていたので」と明かした。

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