【J1】首位川崎、破竹の6連勝!G大阪は勝点3差で2位浮上。鹿島がまさかの最下位タイに転落…
新型コロナ陽性者の発生により中止となった広島対名古屋を除く8試合を開催
J1リーグは7月26日、試合開催中止となったサンフレッチェ広島対名古屋グランパスを除く8試合を各地で開催。前節に続き、川崎フロンターレが首位をキープしている。
ホームに湘南ベルマーレを迎えた川崎は、後半先制されるも、61分に山根視来のゴールで追い付くと、77分には三苫薫のJ1初ゴールで逆転。さらに終了間際の88分にも田中碧がダメ押しの3点目を入れ、勝負を決めた。リーグ再開後、破竹の6連勝を飾った川崎は、勝点を19に伸ばし、首位固めに成功している。
一方、前節まで2位の名古屋は敵地での広島戦を迎えたものの、前日の25日に所属するDF宮原和也が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したことが発表され、さらに試合当日にはMF渡邉柊斗とトップチームスタッフの陽性も明らかとなり、試合中止の判断が下された。名古屋は勝点14、広島は同7となっている。
前節3位のFC東京は、敵地で鹿島アントラーズと対戦。34分にエヴェラウドのゴールで鹿島に先制を許したFC東京だが、45分に渡辺剛、45+5分に森重真人のセンターバックコンビが決めて逆転。後半も1点リードで終盤に突入するが、75分に土居聖真に同点弾を決められ2-2でタイムアップ。FC東京は勝点14となった。一方、鹿島は勝点4とするにとどまった。
その他上位陣では、ガンバ大阪がヴィッセル神戸との阪神ダービーをエース宇佐美貴史のゴールなどで2-0でモノにし、勝点16とした。G大阪は2位に浮上している。前節FC東京、G大阪とともに3位につけていたセレッソ大阪はサガン鳥栖と1-1の引き分け。勝点14にとどまった。鳥栖は勝点を4に伸ばしている。
一方で、下位では前節まで最下位の清水エスパルスは大分トリニータを相手に4ゴールを奪取。途中、雷雨による中断があったものの4-2で快勝し、今季初白星を飾った。清水は勝点を4として、得失点差で鹿島と並び17位。鹿島と清水がともに最下位タイとなっている。鹿島は、開幕以来1勝1分け5敗と、依然として苦しい状態が続いている。
7節(26日)の試合結果は以下の通り。
札幌3-1横浜
横浜FC0-2浦和
清水4-2大分
広島(中止)名古屋
鹿島2-2FC東京
柏5-1仙台
川崎3-1湘南
神戸0-2G大阪
鳥栖1-1C大阪