守護神・東口が好守連発、宇佐美が豪快ミドル!G大阪が神戸下して4連勝
明治安田生命J1リーグは26日に第7節が行われ、ヴィッセル神戸とガンバ大阪が対戦した。
直近4試合負けなしも、2勝2分けと勝ち星を先行させたい神戸。G大阪とのダービーマッチでは、リーグ2位の4得点を奪う古橋やイニエスタが先発入りし、フェルマーレンが今季初出場を果たした。対するG大阪は、現在3連勝と絶好調。宇佐美や古巣対戦となる渡邉もスタメン入りを果たした。
G大阪は4分、宇佐美のCKにキム・ヨンゴンがヘッドで合わせたが、惜しくも枠の外へ。神戸も6分には、中盤でボールを奪うとイニエスタがGKの位置を見てロングシュートを放つ。
前半途中からはイニエスタが存在感を増していき、ファイナルサードでチャンスを演出。ポゼッションでも上回り、G大阪を押し込んでいく。40分には古橋がカットインから狙いすましたシュートを放ったが、GK東口が好セーブ。アディショナルタイムにはゴール手前で得たFKをイニエスタが直接狙うが、壁に阻まれた。前半はスコアレスで折り返す。
後半立ち上がりも、神戸がボールを保持して押し込んでいく。しかし、先制点はG大阪だった。62分、丁寧なビルドアップから高尾の鋭いスルーパスにボックス内に飛び込んだ小野が反応。ワンタッチでネットを揺らした。背番号11の移籍後初ゴールで、アウェイチームが先手を取る。
リードを許した神戸は、郷家や田中を投入してゴールを狙う。73分にはイニエスタのラストパスを受けた田中が切り返しからシュートを放ったが、GK東口がキャッチ。さらに76分には、またもイニエスタのパスから古橋が決定機を迎えたものの、ここもGK東口がファインセーブで防いだ。続く80分にも、古橋の強烈なヘッドを弾いている。
その後も神戸のビッグチャンスが続くが、G大阪はギリギリのところで耐え凌ぐ。すると86分、ペナルティーエリア手前から宇佐美が右足を一閃。豪快なミドルがネットに突き刺さった。試合はこのまま終了し、2-0でG大阪が4連勝を達成。今節試合が中止となった名古屋グランパスをかわし、2位に浮上している。
■試合結果
神戸 0-2 G大阪
■得点者
神戸:なし
G大阪:小野(62分)、宇佐美(86分)