【G大阪】17歳FW唐山、神戸戦でJ1デビューの可能性は? 宮本監督「得点力は突出」

G大阪の宮本恒靖監督(43)が25日、4連勝をかけて臨む神戸戦(26日・ノエスタ)を前に取材に応じ、前節初めてトップチームでメンバー入りした高校3年生FW唐山翔自(17)への期待を明かした。指揮官は今季飛び級でトップ昇格した唐山を22日・広島戦でベンチメンバーに。出場機会は与えなかったが、ここまでJ3では今季5試合で3得点と結果を残しているストライカーに対し「点を取るというところに対し、突出した部分がある。17歳ですけど、もっともっとガムシャラにやってほしい。これまでも若くして海外に行く選手を見てきましたけど、高い意識とどん欲さをもってプレーしてほしい」と注文も付けた。

唐山は昨季、特別指定選手として出場したJ3で10試合8ゴール。178センチ、65キロと細身だが、瞬時の動き出しでDFの裏を取るセンス、密集する相手ゴール前で見せるシュートまでの冷静さなどを武器に、J3では15試合11ゴールと驚異的な得点率を誇っている。広島戦はFWアデミウソン、MF小野瀬が負傷によりベンチ外となり、チャンスを得た唐山だが、出場機会はなし。宮本監督は神戸戦に向け、アデミウソンと小野瀬の状態を「ふたりとも100%ではないですけど、意欲高く準備に挑んでくれている」と説明。ふたりを温存するとなれば、再び唐山にベンチ入りの可能性が出てくる。

G大阪ではMF堂安=現PSV=が16歳11か月、FW宇佐美が17歳0か月でJ1デビューを果たし、10代で海外へと活躍の場を移した。次なるタレントとして期待がかかる現在17歳10か月の唐山も、彼らに続く存在としてJ1デビューに期待がかかる。

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