G大阪、GK東口が好セーブ連発で無失点「ゼロで乗り切ったのはでかい」
明治安田J1第6節(22日、G大阪1-0広島、パナスタ)G大阪はリーグ戦3連勝。押し込まれた後半に好セーブを連発したGK東口順昭(34)は「今までは失点を重ねていたが、ゼロで乗り切ったのはでかい」と自信を深めた様子だった。
猛攻を受けていた後半34分、クロスをDFが触った跳ね返りに左手1本で反応してピンチをしのぐと、37分には広島MF藤井のミドルシュートを左手ではじき出した。声を出した応援が禁止されているなか、よく通るコーチングでもチームをコントロール。「それでピンチを防げる部分はあると思う。小さな積み重ねが安定した守備につながる」と声を張って今季初の無失点につなげた。
チームは苦しみながらも3連勝で3位に浮上。「1点取って勝ち切るのは上にいるチームには必要な勝ち方」と充実感をにじませた。