GK谷J1デビュー&DF畑プロデビューの湘南が鹿島完封で今季初勝利!!
湘南は完封で今季初勝利(J.LEAGUE)
[7.22 J1第6節 湘南1-0鹿島 BMWス]
湘南ベルマーレはホームで鹿島アントラーズと対戦し、1-0で競り勝った。湘南は今季6試合目で初勝利。前節で開幕からの連敗を4で止めた鹿島だったが、連勝はならなかった。
開幕1分4敗で未勝利が続く湘南は今季G大阪から期限付きで加入し、この日がJ1デビューとなるGK谷晃生を先発起用。前節の横浜FM戦(○4-2)で今季初勝利を挙げた鹿島は前節2ゴールのFW上田綺世、同じく1ゴール1アシストのFWエヴェラウドが引き続き先発した。
ポゼッションを高める鹿島だが、守備時には5バック気味に人数をかけて守る湘南をなかなか攻略できない。一方の湘南もカウンターの人数が足りず、試合は膠着状態が続いた。互いに決定機らしい決定機をつくれないまま前半はスコアレスで終了。湘南は後半開始からMF中川寛斗を投入すると、後半12分からはFW石原直樹がピッチに入った。
湘南の堅い守りを徐々に崩していく鹿島は後半14分、自陣からのDF犬飼智也のロングフィードに上田が反応。最終ラインの背後を取り、右足を振り抜いたが、右ポストを直撃し、跳ね返りに詰めたMF白崎凌兵も決め切れなかった。
湘南は後半17分、MF古林将太の右クロスに石原が飛び込むが、合わせ切れず。それでも同21分、MF馬渡和彰の右CKをニアで古林がそらし、中央の石原が犬飼と競り合いながらヘディングで押し込んだ。
今季、12年ぶりに古巣に復帰した石原は2戦連発となる今シーズン3ゴール目。今季初勝利に前進した湘南は終盤、鹿島の猛攻に遭ったが、守備陣が体を張って跳ね返す。後半40分からは市立船橋高から新加入したルーキーのDF畑大雅が途中出場し、プロデビュー。最後まで集中力を切らさず、1-0のまま逃げ切った。