G大阪・FW宇佐美 お目覚めの今季初得点でホーム初勝利

◇明治安田生命J1第5節 G大阪2-1大分(2020年7月18日 パナスタ)

エースがやっと目覚めた。1点を追う前半37分、G大阪のFW宇佐美がPKで今季初ゴール。後半3分には高い位置でボールを奪ってショートカウンターにつなげ、FWアデミウソンの逆転弾をアシストした。

「一つ目が生まれないと流れに乗れないタイプなので、アデ(アデミウソン)に“蹴らせて”と言いました」

PKを獲得した小野瀬とキッカー役を譲ってくれたアデミウソンに頭を下げた。そして何よりも感謝の気持ちを強めたのが背中から後押ししてくれた4395人のサポーターだった。

「来てくださったサポーターの方を喜ばせることができて素直にうれしい。人前でサッカーができるのは、人生においてかけがえのない時間。力になる」

再開後、ホーム初の有観客試合。攻撃で良い連係を見せられなかった今までとは違い、試合開始から主導権を握った。得点にはならなかったが中央からの崩しも生まれた。2連勝で、今季ホーム初勝利。チームもエースも調子を上げてきた。

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