宇佐美が1G1Aと躍動 G大阪、今季ホーム初勝利

リーグ再開後、初めてホームに観客を迎えたG大阪。4395人のサポーターの拍手に後押しされ、大分を2-1の逆転で下して今季ホーム初勝利を飾った。攻守にわたる活躍で2得点に絡んだのが、FW宇佐美だった。

1点を先制された直後の前半37分、PKで今季初ゴールを挙げると、後半は前線からのプレスで得点の起点となった。3分、敵陣ペナルティーエリア右側で、相手DFからスライディングでボールを奪う。パスを受けたFWアデミウソンはゴール前に切り込み、左足でゴールネットを揺らした。

堅守が持ち味の大分に対し、宮本監督が選手たちに求めていたのがまさに、敵陣でボールを奪い速攻を仕掛ける戦術。狙い通りの働きを見せた宇佐美は「自分たちのゾーンで(DFを)潰す意識がうまくはまった」と胸を張った。

前半のPKは、どちらが蹴るか相談しアデミウソンが譲ってくれたことを明かした宇佐美は「アデ(ミウソン)にアシストできてよかった」。2人の連係を、指揮官も「(状態は)徐々に上がっている」と認める。これで2連勝。頼もしい2トップがチームに勢いをもたらしつつある。

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