今季初ゴール! G大阪FW宇佐美が振り返った1G1A「ダービーではアデに…」「狙いがハマった」

[7.18 J1第5節 G大阪2-1大分 パナスタ]

今月10日から観客入場が解禁され、初めて迎えたパナソニックスタジアム吹田での公式戦。1ゴール1アシストでガンバ大阪の逆転勝利を牽引したFW宇佐美貴史は「力になった。人前でサッカーができるのは自分の人生の中でも大切な時間だし、かけがえのない時間だなと再確認することができた」とサポーターと共に手にした白星を喜んだ。

開幕から約5か月を経て迎えた今季5試合目、待望の初ゴールはPKで生まれた。「自分は一つ生まれないと流れができてこないタイプ。(C大阪との)ダービーではアデ(FWアデミウソン)に蹴っていいよと言ったので、今回は蹴らせてと言った」。0-1で迎えた前半37分、そうして志願したキックをGK高木駿の届かない右のコースへと見事に決めた。

さらに後半3分、今度は積極的な守備から逆転弾を導いた。「試合前から経験が薄い選手が出るという情報も持っていたので、なるべく経験が浅い選手からビルドアップさせる狙いを持っていた中、チームとしての狙いがハマった」。プロ1年目のDF羽田健人からスライティングでボールを奪い、素早く出した横パスからアデミウソンのゴールにつなげた。

全得点に絡んだ宇佐美の活躍によって今季初の連勝を達成。順位は首位と勝ち点3差の5位に浮上した。「連勝ということもあるし、順位もいい位置にいるし、応援に来てくれた人を喜ばせることもできたので今日は素直に嬉しい」。初ゴールで流れに乗った背番号33が、これから量産態勢に入る。

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