【名古屋】G大阪から元韓国代表DF呉を獲得「僕の手をつかんでくれたことに感謝」
名古屋は9日、G大阪から元韓国代表DF呉宰碩(オ・ジェソク=30)を完全移籍で獲得したと発表した。10日からチームに合流し、出場は登録上の関係から8月1日以降となる。呉は名古屋を通じ「このたび、名古屋グランパスに移籍することになって非常に嬉しく思いますし、感謝の気持ちを持っています。特に新型コロナウイルス感染症の影響もあり、このタイミングで移籍するのは難しい状況の中で僕の手をつかんでくれたことだけでも、言葉にできないほどの感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントした。
呉は12年にG大阪に加入。左右のサイドバックをこなし、高い守備力と安定したプレーで14年には3冠に貢献。また日本語の習得も早く、積極的にサポーターともコミュニケーションをとる姿が人気を集めていた。近年はG大阪で出場機会を減らし、昨年は半年間の期限付き移籍でF東京でプレー。一方で計8年の在籍はG大阪の歴代外国籍選手で最長となっていた。G大阪を通じ「この時期に離れるのは寂しくて悲しいですが、また日本でみんなに会えて、それだけでも十分幸せだし、良いことだけ記憶してチームを離れたいと思います。今までありがとうございました」などとコメントした。