◆明治安田生命Ｊ１リーグ第３節　名古屋２―２Ｇ大阪（８日、豊田スタジアム）

Ｇ大阪は途中出場のベテランたちが、試合の流れを変え、名古屋に追いついてアウェーで２―２と引き分けに持ち込んだ。

１点を追う後半１６分、宮本恒靖監督（４３）は、ＦＷ宇佐美らに代え、３３歳ＦＷ渡辺千真、３２歳ＦＷパトリック、３１歳ＭＦ倉田秋を投入。さらに同２６分、前節でＪ１最多出場記録を更新した４０歳の元日本代表ＭＦ遠藤保仁が、途中出場で６３３試合目となるピッチに立ち、的確なポジショニングと正確なパスで中盤を制圧した。攻勢を強めると、後半ロスタイムにクロスをパトリックが折り返し、最後は渡辺がゴール。指揮官は「途中から出た選手が仕事をしてくれた」と勝ち点１にほっとした様子だった。

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