ガンバ大阪 遠藤保仁「目の前の試合に出たい」4日にJリーグ再開

サッカーJ1リーグが、7月4日(土)に再開する。ガンバ大阪の再開初戦はセレッソ大阪との大阪ダービー。J1リーグ戦新記録となる632試合出場まであと1試合という偉業達成目前の遠藤保仁(40)がオンライン取材に応じ、リーグ再開に向けての意気込みを語った。

【遠藤保仁 コメント】
長い間中断になっていたので、プレーできることへの感謝の気持ちとようやく再開できることへの喜びと期待を持っています。トレーニングをしっかり積んでいるのでコンディションはだいぶ上がってきているが、実際に試合をしてみないとわからない部分もあります。最低限のところまではもってこれています。

632試合出場まであと1試合という記録については、聞かれすぎたので意識せざるをえませんが、この先もどれだけ試合に出られるかは全くわからないですし、まずは初戦のセレッソ戦にむけて良い準備をしたいです。その先はいいコンディションを保って、記録を伸ばすだけでなくチームに貢献できるようにしていけたら良いと思っています。

無観客試合というのは残念ですが、大阪ダービーは盛り上がる試合の一つですし、優勝するためにはどの試合も勝たなければいけないのでチームとしていい雰囲気で臨めればいいと思っています。

長い期間の中断で試合を楽しみにしていたファンが多いと思うので、やっぱりサッカーはいいなと思ってもらえるような試合を、これから数多くしていきたいです。

これからもサッカーを楽しむことと、味方や敵との競争があるので試合に出たい、負けたくないという強い気持ちを持ち続けてやっていくこと、自分の力を信じてやるということはこれからも続けいきたいです。「目の前の試合に出たい」それだけです。

再開までのコンディション調整は、再開日が決まってから逆算をして、今何をしなければいけないかを整理し無理しすぎずに自分自身の体をコントロールしながらやってきました。いい状態で初戦を迎えられると思います。

サッカーだけでなく日常を取り戻すのにも多くの時間がかかる中でサッカーができることに非常に大きな喜びを感じていますし、最初のチーム全体練習の時にチームメイトで集まってボールが蹴れることは幸せなことだと思いました。

初戦については、試合に出られれば記録もあるが、まずはこういう状況の中で試合ができる喜びを感じながらプレーがしたいです。先制点はすごく大事だと思っています。試合の入り方や先制点は、その後の試合の流れに大きく影響し、勝利を左右すると思っています。

今シーズンについては、できる限りシーズンを通して良いコンディションを保っていければ多くの試合に絡むことができると思っているので最新の注意を払ってやっていきたいです。あとはかなりの過密日程なので、チームとして誰が出てもおかしくないようなクオリティを保ちながら自分が上手く試合をコントロールできればと思います。

過密日程は個人的には日本代表の頃にも経験しているし、短期間で試合が多くできると思えば嬉しいことなので、そんなに気にはしていません。リーグ全体にとっては、より間延びするような試合が多くなるのかなと思いますが、実際にやってみないと分かりません。とにかくサッカーができる喜びを噛み締めて、プレーします。

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