中村敬斗、シント=トロイデン移籍後初コメント “長所”と新天地ベルギーの印象は?
25日にベルギー1部のシント=トロイデンへの期限付き移籍が決定
ガンバ大阪は25日、オランダ1部トウェンテに期限付き移籍していた19歳のFW中村敬斗が来季ベルギー1部のシント=トロイデンに期限付き移籍すると発表した。新天地クラブはすぐさまショートインタビュー動画を公開し、中村は自身の長所、ベルギーリーグの印象などについて語っている。
昨季、トウェンテで17試合4ゴールの結果を残した中村は新天地としてベルギーを選んだ。来年の東京五輪での活躍も期待される若武者は、シント=トロイデンで最初にインタビューに応じ、自身のセールスポイントを口にしている。
「中村敬斗、19歳です。ポジションは右サイドハーフ、左サイドハーフです。両サイドできるので、右サイドだったら縦へのドリブルだったり、右足でクロスを上げることが得意です。左サイドをやる場合はカットインのシュートだったり、仲間を使ってワンツーだったり、上手く崩していくのが自分の得意なところだと思います」
シント=トロイデンとの契約は21年6月30日までとなっているなか、中村は「個人としては二桁ゴール、二桁アシストを目標としてやっている。チームとしては上のプレーオフに行けるように頑張ろうと思っています」と活躍を誓った。
またオランダからベルギーに活躍の場を移し、「ベルギーリーグは、オランダの隣の国なので結果を見たり、試合を観ることがあって、オランダと比較するわけじゃないですけど、結構フィジカルが強い選手が多いなという印象があります」と分析している。
現在のシント=トロイデンにはFW鈴木優磨、FW伊藤達哉、DF松原后、GKシュミット・ダニエルが在籍しており、中村が5人目の日本人選手となる。「今シーズン、シント=トロイデンでゴールやアシストという結果でチームの勝利に貢献できればと思っている」と闘志を燃やす19歳アタッカーのプレーに注目が集まりそうだ。