【G大阪】開幕まで約2週間…課題は攻撃のコンビネーション? 宮本監督、選手に聞く

G大阪の宮本恒靖監督(43)、MF井手口陽介(23)、DF金英権(30)が19日、練習後にオンラインで取材に応じた。13日に行った練習再開後初となる対外試合(非公開)では、ひとり45分までのプレー時間の中で「強度の高い連動した守備は、体力が続く限りトライできた。いい形でボールを奪って、相手ゴールに迫る場面もあった。攻撃面ではもう少し、チャンスを増やしたい」と指揮官。コンビネーションなどの改善点を踏まえ、20日には非公開で再開後2戦目となる対外試合に臨む。

13日の練習試合について、井手口は守備面での手応えとともに「ゴール前での(攻撃の)崩しが出てなかった。ひとりひとりの質もそうですし、フルピッチでやるのはブランクがあったんじゃないかなと思います」と課題を挙げた。自身は今季に向け、5得点5アシストと具体的な数字の目標も設定し「攻守において存在感を出すことが目標。チームのコンセプトである前からボールを奪いに行く場面で、自分の持ち味を出せれば」とリーグ再開を心待ちにしていた。

また3月3日の練習で右肩を脱臼して離脱していた金は「怪我については、問題なく回復しました」ときっぱり。今季はDF昌子が加入し、DF三浦も含めて日韓代表の3人でDFラインを形成する可能性は高いが、まだ練習試合で昌子とともにプレーする機会は訪れていないとのこと。「(昌子は)経験があり、リーダーシップがあって、信頼できる選手だという印象。代表級の3人がそろい、それに見合ったプレーをしないといけない。プレッシャーもあるが、期待に応えてはね返すぐらいのプレーをみせたい」と語った。

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