G大阪新社長に小野忠史氏 「タイトル奪還を」…取締役はクラブOBに!

ガンバ大阪は14日、同日のクラブ取締役会で新たな代表取締役社長に小野忠史氏(58)の就任が決定したと発表した。4年間にわたり、代表取締役社長を務めた山内隆司氏(63)は退任する。

2016年4月にG大阪の社長に就任した山内氏は「2016年4月、パナソニックスタジアム吹田(市立吹田サッカースタジアム)をホームとして戦った初年に社長に就任して4年間、本当にお世話になりました」と感謝の言葉を綴ると、在任期間中の無冠を謝罪するとともに、今季の復権に期待を寄せた。

「大きく経営基盤が変わった中、無我夢中の4年間でありました。この間『常勝ガンバ大阪』にも関わらず、タイトルに無縁であった事、大変申し訳ございませんでした。この場をお借りして深くお詫び申し上げます。一方、新スタジアムスタート時の経営上の課題につきましては、大変多くの方々からの親身のご支援により、解決・改善させて頂きました事、大変有難く重ねて御礼申し上げます」

「2020年、昨シーズンのチャンピオンである横浜F・マリノスに勝利し、良いスタートを切れました。その後、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延により、試合が行われない異常な状態が続き、その最中に退任する事になりましたが、後任の小野をリーダーに必ずや『常勝ガンバ大阪』を復活させて参りますので、引き続きの熱き応援宜しくお願い申し上げます。皆様のご健勝をお祈りするとともに、ご厚情に厚く御礼申し上げます」

また、昨年4月の副社長就任から新たに代表取締役社長となる小野氏は次のように抱負をコメントした。

「本日、ガンバ大阪株主総会にて山内社長からバトンタッチを受けました小野忠史です。ガンバ大阪の理念にある「サッカーを通じて、社会に夢と感動を創造する」を全力で精進して参ります」

「“人とのつながり”を大切に、クラブを支えて頂く全てのステイクホルダー(ファン・サポーター、自治体、パートナーの方々など)への「感謝の思い」を胸に、5年間遠ざかっているタイトル奪還を目指します」

「現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で、混迷しているスポーツ界でありますが、この難局を乗り越えるチカラをガンバに関わる皆様と心を一つにして取り組んで参りますので、引き続き熱いご声援を宜しくお願い致します」

なお、取締役として、強化アカデミー担当参与を務める和田昌裕氏(55)の就任が決定。和田は現役時代、G大阪で主に左サイドバックとして活躍。引退後はヴィッセル神戸や京都サンガF.C.、タイクラブで指揮を執っていた。

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